名探偵ストンとわたしの共同事務所

調子はずれで個人的な雑談を繰り広げます。正直いって、ぼくは頭がオカシイです。テーマは、読書や映画、アニメ、日々の出来事、つまらない小ネタが中心でくだらない(笑)。寛容の心で読み流していただけたら幸いです。    <注>コメントや質問は大歓迎ですが、念のため承認制にしてあります。

日本文学

棚から牡丹餅ってあるのかな?

「おめでとうございます! あなたは○万人目のお客様です。その記念として世界一周旅行をプレゼントさせて頂きます」 こんな棚からぼた餅を期待しなくなったのは、いつからなのだろう? このごろ、人生があまり面白くない。いや、この現象は、一年に四度、三…

わたしを ’’暢気者’’ 呼ばわりしないで!

「○○さん(or君)は暢気な人ですね」とよく言われる。自分でも心当たりはあるけれど、正直にいって、あまりいい気持はしない。お腹のなかでは、これでもスポーツマンだったんだぞ、と抗議しているが、どうやら俊敏性に問題があるのではなく、何かゆったりと…

ほんのすこし昔の話 あったかいスープの話

<注> ちょっと前に書いたものです。 一昨日、久しぶりに「さんま御殿」を見ました。わたしは、バラエティー番組を見ることは余りなく、「マツコと有吉の怒り新党」を欠かさず見るくらい。それ以外では、仕事場の若い女の子オススメの「月曜から夜ふかし」…

中島敦とMISIA

文学と音楽の交差点での出来事を一つ。(すこし長いので、お暇な人向けです) わたしが通うスーパーのなかに、同じCDを二週間くらい流すところがある。同じCDといっても一人のアーティストのものではなく、売り出し中の曲をいくつか寄せ集めたもので、流行り…

蛇踏んじゃった 

ウソだと分かりきっているおじいちゃんの昔話がおもしろい、これは語り手の人柄の為せる技だが、現実離れした小説に自然と引き込まれる、これはその作家の言葉を操る技術がものを言う。想像力に身を任せた作品は、とかく話の筋の突飛さが一人歩きしがちで、…

歴史小説には色気と諧謔とを

色気と諧謔を備えた歴史小説は向かうところ敵なしである。 同じ人間とは思えない偉人が、つい色欲に目がくらむ時、彼や彼女らと私たちとの距離がぐっと近づくものだし、どんなに深刻な歴史的事件でも、いつか笑い飛ばしたいと思うのが人間の本能。もちろん、…

中原中也の詩にあやかって……

幼年時 私の上に降るものは あたたかい眼差しでありました 少年時 私の上に降るものは サッカーボールでありました 十五から十八 私の上に降るものは 振るわない成績でありました 十八から二十 私の上に降るものは はじまらない恋でありました 二十三から四…

夏目漱石ギフトセット

「草枕」 与えれらたテーマを見て、こう考えた。 金にがめつけば角が立ち、時間にただただ流される。善人を通せばきまりが悪い。とかくにこの題目は書きにくい。書きにくさが高じると、誰かに引き渡したくなる。誰にも引き渡せないと悟った時、覚悟が生まれ…

スティル・ライフと老夫婦

家の近くの、川べりの道をよく散歩する。 その道は、大学病院の脇にある公園の一部で、一方はアスファルトでしっかり舗装されており、もう一方は土系舗装、この二つの道のあいだに川がある。もちろん、橋が三本くらいあって、二つの道の行き来は自由。ジョギ…

北川景子と和歌

このごろ、北川景子のcmをよく見かける。ああいうギャルっぽい女性は私の好みではないのだが、そんな私でさえ少し見惚れてしまう。とくにカネボウの化粧品? のcmがいいですね。 これかな? youtu.be あ、日焼け止めか、日焼け止めって化粧品なのかしら。で…

おすすめの詩集

<素頓狂堂書店> へぇ~そうですか、詩がお好きなんですか? いい詩集を仕入れたので、あちらで少々お待ちください。ピントのはずれた男が詩について語ります。 詩とは誠に不思議なもので、自分が受けた感銘を相手に上手く伝えにくい。芸術やエンタメ全般に…