名探偵ストンとわたしの共同事務所

調子はずれで個人的な雑談を繰り広げます。正直いって、ぼくは頭がオカシイです。テーマは、読書や映画、アニメ、日々の出来事、つまらない小ネタが中心でくだらない(笑)。寛容の心で読み流していただけたら幸いです。    <注>コメントや質問は大歓迎ですが、念のため承認制にしてあります。

北川景子と和歌

 このごろ、北川景子のcmをよく見かける。ああいうギャルっぽい女性は私の好みではないのだが、そんな私でさえ少し見惚れてしまう。とくにカネボウの化粧品? のcmがいいですね。

 これかな?

 

youtu.be

 

 

 

 あ、日焼け止めか、日焼け止めって化粧品なのかしら。でもやはり中村ゆりさんのほうが好きですよ、アハハ。
 ところで、北川景子、きたがわけいこ、あれれ?
        
        北川景子
        きたがわけいこ
        きたわかけいこ
        きた和歌稽古!!
 
 ということで、今日は和歌のお稽古をしましょ。
 北川景子はたしか明治大学出身と聞いたので、明治大学のホームページに行ってみる。それから文学部の門を叩くと、各学科ごとに「読んでおいてほしい入門書」とある。その日本文学専攻のページで、この本が紹介されています。ここの読書案内はなかなか優秀なので、他の学科ものぞくと面白いですよ。日本文学専攻では、大岡信さんの『あなたに語る文学史』や、田中優子さんの『江戸の想像力』、清水好子さんの『紫式部』などがいいですね。そして、渡部泰明さんの『和歌とは何か』。
 しかしねぇ~、和歌ってどうもよく分からなくってという人、大丈夫ですよ。ちょっとこの歌を見てください。


 駒なめて 打ちいでの浜を 見渡せば 朝日に騒ぐ 志賀の浦波    後鳥羽院

 この歌を口ずさんでみて、「朝日に騒ぐ」で胸がキュンとなった人、是非この本を手に取ってみてください。きっと和歌が大好きになると思う。これは詩にもいえることなんだけど、解釈よりも「音のひびき」のほうが大事なんです。しかし、音の連なりに魅せられたら、今度はその意味が知りたくなる。こういう順序でいけば挫折しない。それにね、この本はとても分かりやすいです。気になった人は、128ページからの「和歌的レトリックとは何か」をとりあえず立ち読みしてみてね。

 

 

 

和歌とは何か (岩波新書)

和歌とは何か (岩波新書)