名探偵ストンとわたしの共同事務所

調子はずれで個人的な雑談を繰り広げます。正直いって、ぼくは頭がオカシイです。テーマは、読書や映画、アニメ、日々の出来事、つまらない小ネタが中心でくだらない(笑)。寛容の心で読み流していただけたら幸いです。    <注>コメントや質問は大歓迎ですが、念のため承認制にしてあります。

言い寄られたい

 もう一度人生があるなら関西弁の女性がいいです。これは絶対です。できれば神社の娘がよくて、狐顔で涼しい感じ。髪は黒色。年は四つか五つ上でわりと気の強い性格。思いっきりがよくて、後ろから色白の腕でぼくの首を覆うようにギュッとしてくれる人がいいで……

 ブログを読むみなさん「目を覚ましやがれ、このバカヤロー o(`ε´)=====〇 バキッ!! ☆))XoX ) ←ぼく」

 
 サーセン。ぐだぐだ駄弁るまえにあらすじを。


〈物語のヒロインの乃里子はデザイナー。年齢は31でまだ未婚。友だちの美々が男に振られ、乃里子はその別れ話に同席することを頼まれる。女二人は別れるならお金を寄こせと交渉して(子供ができたと偽って脅した)、男は仕方なくそれに応じる。男にも同席者がいて、彼(剛)が乃里子に渡す運びとなった。
 剛は乃里子のことを見染めており、乃里子もまんざらでもなかったので、すぐに男女の仲になる。しかし剛はお金持ちのボンボンで、周囲の女にはみな手を付けるほどのプレイボーイだった。
 それでも乃里子は剛を嫌いにはなれず、彼の別荘に遊びに行ったりする。しかも隣の別荘の主人で妻子持ちの水野にも惹かれ、彼とも体を重ねる関係になる。成熟した大人の男である水野との行為は、まだ青臭いともいえる剛のそれとは違い、乃里子ははじめて女の悦楽を知ったのだ。
 ところが、乃里子には心に秘めた男(五郎)がいて、じつは五郎から言い寄られるのを待っていた。が、五郎はどういうわけか乃里子には冷淡で、彼女の部屋にあがり、乃里子がいくらアピールしても終電があるから帰るとかいう始末。
 話はかわり、なんと美々は妊娠していた。もらったお金は返して子供を産むと言い張る美々に呆れる乃里子。子供の戸籍の都合を考え、五郎の提案で美々と五郎が形だけ籍を入れることになって……〉

 
 恋愛小説でけっこうベッドシーンが多いです。ぼくは図書館で本を借りるとき、たまにエッチな小説を一冊紛れ込ますんですね。ちょっとまえには『透光の樹』を借りました。そして今回この『言い寄る』。うーん、恋愛小説としての出来はよく分かりませんが、正直いってこの乃里子は苦手……といいたいところだけど、五郎に向かって、

「五郎ちゃんならヒモにしてあげるわよ」

と言うシーンがあって、情けない話だけど、それならよろしくお願いしまーす(笑)。

 いやいや、一応は働きますよ。やっぱり社会と接点をもつ必要はあるから。しかしね~、こんなに簡単に体を許すものなんですか?乃里子をみていると感覚がちょっと麻痺します。ぼくでも攻略できるかもって思う。
 
 ブログを読むみなさん「調子に乗るな~ o(`ε´)=====〇 バキッ!! ☆))XoX)」

 ぼくが女性の習性でイヤなのは、一途な人がいいという思いと、女馴れした大人の男に惹かれる気持ち、この二つをジャンケンのように使い分けることなんです。とにかくウソをつかれるのがイヤ。浮気するなら車のガソリンを入れに行くように事前に通達を。そして、できるかぎり自宅で給油してください(笑)。

 

言い寄る (講談社文庫)

言い寄る (講談社文庫)