名探偵ストンとわたしの共同事務所

調子はずれで個人的な雑談を繰り広げます。正直いって、ぼくは頭がオカシイです。テーマは、読書や映画、アニメ、日々の出来事、つまらない小ネタが中心でくだらない(笑)。寛容の心で読み流していただけたら幸いです。    <注>コメントや質問は大歓迎ですが、念のため承認制にしてあります。

外国文学

イタリアのある家族の物語

いいものを見たなあ~というあの感じ、静かな感動、背筋がすこしピンとなり胸が火照る。久しぶりにしじみの味噌汁を飲むよう。これがあるから読書はやめられない、映画やドラマもまた然り。これはイタリアが生んだ家族の物語。 イタリア文学ってあまり馴染み…

白米禁止令

みなさん料理はお好きですか? ぼくはけっこう好きですよ。週に何回かは作ることになっているし、だいたい、買物はわたしの担当だ。財務大臣から農水大臣まで兼務する家内から、いろいろなお達しがでる。たとえば、野菜は生産者の名前がレシートに刻まれるも…

ラブコメ先祖返り

名前を覚えるのが難しい料理がおいしいように、名前がヘンテコな戯曲はおもしろい。 その名は『シラノ・ド・ベルジュラック』 芝居好きは知ってるが、そうでないなら今知った。作者はエドモン・ロスタンだ。彼は20世紀前半のフランス人、次世代の演劇をつ…

ポリアンナの生みの親

<あらすじ>妹「ねぇ、ねぇ、スウ姉さんってば、スウ姉さんどこ?」弟「スウ姉さん、ぼくの靴下知らない?」父「スウ、家のことはみんなおまえに任せたぞ」 母親を亡くしたギルモア一家は、いちばん上の長女スウ姉さんに、家のことの一切を任せきりだった。…

空瓶に込められた女性の秘密

女心は秋の空、きつねの嫁入り雨となる。雨は海に受け入れられ、もといた空へかえっていく。 女心ってこんな感じではないでしょうか?こういうこと言うから嫌われるのかな?まあいいや、えっ、怒った?けどすぐ謝ってもまた怒られるしなあ、おぼえていたら最…

多彩な仕事を残した巨漢の文筆家

月曜日「やあ、ぼくを呼んだかい?」 ぼく「来るな! いや来ないで、頼むから来ないで、日曜のサザエさんがはじまる時間から君が恐いんだ」 日曜日「ハックション……だれか俺の噂をしたか?」 月曜「俺はなにもしてないぜ! ただ、決められた時間に来ただけだ…